脳梗塞は強い後遺症に悩まされるイメージが強いかと思いますが、実際に多くの人が脳梗塞の後の治療やリハビリに長い時間を要しています。
なかには脳梗塞の発症してから言語不明瞭になったり、手足のしびれが慢性的に残ってしまうなどの後遺症を抱えてしまうことがあります。
しかし、脳梗塞によって強い後遺症を抱えてしまう原因のひとつとして、発症から早期の治療を受けなかったことが挙げられます。
脳梗塞は発症から4.5時間以内であれば、血栓を溶解する点滴治療を受けることが可能です。
この点滴治療を施すことによって、脳梗塞患者のおよそ4割が後遺症を残すことなく回復しています。
つまり、脳梗塞と思われる症状があった際には、一刻も早く内科医を受診することが肝要です。
脳梗塞の治療は時間との闘いでもありますので、自覚症状の有無は常に意識しておきましょう。
信頼できる医師とのコミュニケーションも必須ですので、脳梗塞のリスクについても相談しておいてください。